代表者ご挨拶、会社方針

元々弊社は、OPP袋の製造販売を行っており、今も沢山のお客様にご利用頂いております。
OPP袋のワークアップ

そんな弊社が紙ストローの事業を始めたきっかけはYouTubeで亀の鼻にプラスチックストローが刺さっているのを
見たことでした。

この映像にショックを受けて、すぐにアマゾンで販売していた海外製の紙ストローを購入しました。
海外から郵送されてくるので、10日ぐらいかかりましたが、到着した時は、紙とはいえ、全く問題なく使える硬い
ストローであることに興奮しました。
早速飲料を飲んでみましたが、問題なく使用できました。

それを自宅の庭に埋めて、本当に生分解するのか実験を行いました。
およそ3か月で紙ストローは土に分解され、元の形状が全く分からなくなっていました。

庭にて紙ストローを埋めてみました
3ヶ月
3ヶ月後、紙ストローは土に還りました

紙ストローは環境問題や人類に貢献する事業だと確信しました。


しかし、本当に砂浜にプラスチックストローが捨てられているのか、またマイクロプラスチックがあるのか、自分
の目で確かめるため、海にも見に行きました。

残念ながら、プラスチックストローは、探す必要もないぐらい、次々と目に飛び込んできました。



砂浜に落ちているプラスチックストロー1枚目
砂浜に落ちているプラスチックストロー2枚目

もちろん、他のプラスチックごみ、タイヤ、材木等もいろいろありましたが。。。

砂浜に落ちている様々なゴミ

弊社はOPP袋というプラスチック製品の袋を製造販売しておりますが、少なからず環境に負荷をかけているので
あれば、少しでも何か環境のためになることをできないかと常々思っていました。だから紙ストロー事業は、
やらなければならない事業だと思いました。


すぐにいろいろ調査したところ、紙ストローの製造工程と、弊社のOPP袋の製造工程がほとんど同じであることに
気づきました。
これなら、弊社の経験を活かし、品質の良い紙ストローをつくることができる!と確信しました。

同時に中国のあらゆる紙ストロー工場の調査をしましたが、中にはこのようなひどい工場も多々ありました。
本当に口に入れるものを製造しているのか、目を疑いました。

ゴミだらけの紙ストロー製造機周辺

ゴミだらけの紙ストロー製造機周辺

整理整頓が一切されておらず異物混入し放題

整理整頓が一切されていない紙ストローの在庫や
包装資材。フタもされていないので、異物混入し放題

しかし、これを見て、益々やる気が沸いてきました。
衛生的で安全な紙ストローを普及させ、日本の海岸からプラスチックストローのごみを無くす。
それが私たちの使命だと思いました。


弊社が徹底的に指導した衛生的な紙ストロー工場

弊社が徹底的に指導した衛生的な紙ストロー工場


【弊社がやるべきこと】


1.安全で衛生的な紙ストローをお客様にご提供すること。
      そのため、全ての工程や 安全検査証 を明らかにすること。
2.普及するような低価格にすること

この2つの考え方をもって紙ストロー事業を開始致しました。

まだ日本では紙ストローの試験的導入が始まったばかりです。
しかし、海外では既に紙ストローが驚くべき勢いで導入されており、プラスチックストローの使用が次々に禁止
されてきております。

世界各国の動き

各国及び公共団体の反応

>>紙ストロー導入の動きをもっと詳しく見る

弊社はプラスチックストローの機能性や利便性を否定するつもりは全くありませんが、砂浜にストローが捨てられて
いる姿だけは見たくはありません。

砂浜のゴミはプラスチックストローだけではありませんが、紙ストローへの切り替えをきっかけに、環境に対する
意識が変わっていくことに期待しております。


ゴミのない綺麗な砂浜を目指して

弊社は日本の海を綺麗にすることを最終目的とし、この事業を成功させて行きたいと考えております。

ワークアップ株式会社
代表取締役 遠藤周一